食は大事


食の大切さ。

前に、その国の文化に触れること、食事を一緒にすることは
その国の人とコミュニケーションをとる上で大事なんだよ、と言われたことがある。
あと、胃袋をつかむ、のが一番とか。(あ、これはちょっと違う話かな)

インドにきて実感したのは、体調が許せば、
インドの食、文化にまずは体当たりしてみると彼らとの距離も縮まるということ。
今まさに発展途上な国だからこそ、
この人間くさいコミュニケーションが一番なんじゃないかなと思う。

うちの職場は、「おすそ分け」が結構されていて、
誰かが何かを食べていると「一口食べる?」とか「みんなでシェア」が
頻繁にされる。
私も、見たことがないインドのお菓子や料理、スナックも結構もらっている。

昨日は今が旬のマンゴー。インドにきてから私はマンゴーが大好きになって、
スーパーでも買うし、マンゴーシェイクもよく飲む。

もちろんフルーツ苦手な人もいるだろうし、衛生面が心配ということもわかる。
でもそれを断固拒否できるほど私は、強い心を持っていない。
でも持っていなくてよかったとも思う。食べてみるとやっぱり美味しいし、
この地でしか食べられないものだなと思うから。
それに、食べることで職場でのコミュニケーションが円滑に行くなら
今の私は絶対食べる。


人とうまくやっていくため以外にも、この地でうまくやっていく体にするには、
インドのマサラティー(=インディアンティー)は、甘いけれど
この暑さを乗り切るにはこの甘さも必要なんじゃないか。
インドのスパイスの効いた食事は辛いけれど、これを食べて汗をかいて、
エネルギーを得ることでこの暑さを乗り切ることができるんじゃないか。
とも思うようになった。

とはいえ、私はインド料理をまだまだ作れないし、
暑い中台所に立つ気力もどんどん萎えてきて、
自炊で作る晩御飯は麺類が多く、大きなこと言えないけれど。


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