観光~haridwar~




前回の記事からだいぶ時間が空いてしまったけれど、気持ち新たに再開させようと思います。

初めての観光〜Haridwar〜

=簡略版=
土曜日の朝、車で出発して6、7時間揺られて到着。
Haridwarの上流で、ラフティングをして、
夕方にホテルでヒンディーのお祈り風景を見学。
夕食は、ルームサービスでインド料理を注文してみんなでシェア。
日曜日は、Haridwarに行き、小さいお寺を訪ねたり、
ガンジス川の近くでお祈りしてもらったり、プチヒンディ体験。
もっともっと見たい場所はあったけれど、
帰りの時間があるので、後ろ髪を引かれながらも帰宅。

=詳細版=

この週末、初めてインド国内の観光へ。
「Haridwar」
インド国内3大聖地の一つで、天国への入り口と言われている「らしい」。
悪い行いをしても、このハリドワールにきて、ガンジス川(ガンガー)で沐浴すれば
清められる、もしここにくることができなくても、死んだら戻ってくる場所と
思われているようなので、「いつかは必ずくることができる場所」という認識のようだ。

初めて行くことになった観光地が、Haridwarのような聖地であることの偶然が、
なんか嬉しい。

移動時間が長くて、ハリドワールで過ごした時間は、
本当に短かったけれど、その中ではインドのリアルな部分と神秘的な部分の両方を
感じることができた。
実は誘われるままに、「デリー・グルガオン以外の場所にいけるならいっかな〜」と
気軽に「行く」と返事をしたけれど、いいタイミングだったなと後から思う。
ちょうどインドにきて、5ヶ月目に入って、仕事のことや今までのことを
個人的に振り返ることに直面していたから、
何というか、精神的にリフレッシュできるかも、と行く直前になって期待して
楽しみにしていた。




リアルな部分というのは、インドの持っているエネルギー。
行き交う車の量だったり、車の間を縫うように歩く人だったり、街中に何食わぬ顔で存在している牛たち、舗装されていない部分もある道、物乞いをする人、車のクラクションの音、人々の声などなど。グルガオンにいるときにも同じようなものはあるけれど、
より力強く感じた。



ホテルに荷物をおいた後、ラフティングポイントまで行くための車に乗るため、
一般道の道端で車を待っていると、今まで一歩ひいた場所や守られた空間から見ていた
リアルなインドの中に自分自身がいて、自分もしっかり自分自身を掴んでいないと、負けちゃいそうな感じがした。外国人は珍しいからジロジロ見られると言われるけれど、
バスの中やリキシャの人からもジロジロ見られるし、クラクションの音も大きいし、
スピードも早い。

加えて、ラフティングのポイントに行くまでの移動は、荷台に乗れと言われ
荷台に乗って移動したけれど、人を乗せていることを忘れられているのではないかと
思うほどのスピードを山道で出されるワイルドさ満点。

(実は密かに小さい時から「荷台」に乗ってみたいと思っていた私にとっては、
これは思わぬハプニングで楽しかった。スピード出すから風も感じるし、
山道こんなにスピード出していいの?と思うスリル感、つかまっている大変さ、
・・・・怖いながらも楽しかった)

日本では一つ一つのことで「生きている」と感じることは少ないけれど、
ここでは、ふとした時にある野蛮さの中でそれを感じることができるのがインドなのかな?




かと思えば、川の上はインドのそんな野蛮さや喧騒を忘れさせてしまうほど
静かで穏やかな空気が流れている。深い山の中を流れる川だからかもしれないけれど、
インドにいることさえ忘れしまいそうな風景。日本にももしかしたらあるかもしれない。
ヨガ道場も多くあって、川岸で瞑想している姿もよく見たけれど
そうしたくなるのもわかる。

と思っていた矢先にラフティングだから、急な流れになって
必死に漕いで漕いで、波に備えなくちゃいけないんだけれど。

途中で川の中に入って泳いでもいいですよーと言われて
そのときは迷ったけれど泳がなかった。
でも水遊びのように岸でバシャバシャ遊んでいるうちに腰ぐらいまで浸かってしまった。
私はこれで十分。水も冷たかったけれど、一緒にボートに乗った家族連れやラフティングをリードするお兄さんと子供のように水かけあって遊んで、楽しかった。

ガンジス川で沐浴はしようとは思っていなかったけれど、
上流の割と綺麗な方で、川の中には入ったわけだから、
私の改めるべき行いや悪い態度、過ちは流れてくれたのではないかと思う。



次の日は、Haridwarの中心地へ。川の近くまで行ってお寺を訪ねて
お祈りしてもらって、川にお花とろうそく流してきた。
この辺りは流れが早いから、岸とつながっている鎖につかまりながら
沐浴をすると聞いていた。見たら、本当にプールのように、何度もザブンザブンと潜っている人たちで溢れていた。





このお寺のエリアは、裸足で歩かないといけないんだけれど、
正直、汚い。何かの糞ぽいものもあるし、川から出てきた人の水や何かの水も残っているし、お供えものやなにやら、でぐちゃぐちゃ。
とはいえ、次にいつ来るかわからないし、郷に入ったら郷に従え。
裸足で歩いた。

このエリアだけでなく、お寺はいくつもあるらしいし、
もっともっといたかったけれど、次の日のことを考えて
夕方までに帰りたかった私たちは昼前にHaridwarを後にしました。



ガンジス川に浸かってしまったので、体調崩したらどうしようと思ったけれど、
それはなかったからよかったよかった。
でも、長時間移動による背中の痛みは、ゲットしてしまった。。









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