インドスイーツ グラブジャムン(GulabJumn)と再会


インド人同僚と一緒に外出してランチをすると、
「それは、手を出さないほうがいい」とか言われずに
未知なものでものを試しにやってごらん、というスタンスなところが楽だし、楽しい。

そして、インドカレーについては今の所ハズレがない。

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この日のランチはインドカレー。
最初は日本レストランに入ろうと行ってみたものの、ランチの時間がすぎていてすでにClose。私たち二人とも不慣れな場所で、どこで何が食べられるのかもわからなくて
電話をしてどうやらお昼を食べられそうな場所の情報を入手して車で走る事20分。

その聞いたお店かわからないけれど、
イベント・宿泊施設に併設されたレストランを発見し、やっとお昼ご飯にありつけた!
時間は15時すぎ。バターチキンカレーとプレーンライスでランチ。

明るくて光が差し込み清潔感も溢れる空間で、椅子に座った瞬間ほっとしてしまった。
昼過ぎにオフィスを出てから渋滞に巻き込まれたりして
なんやかんや2時間近くの車での移動で、体もカチコチ。
それに、もう夏が近づいていて
車を30分外に駐車しただけで車の中は、もうぬるま湯状態になる暑さだし、
日差しは刺さるし、とやっぱり静かな場所で座ると落ち着く。

結果的には、インドカレーで正解。
バターチキンは胸肉ぽいあっさりした部位を使っている感じがしたけれど
やわらかいし、ルーもココナッツミルク?が入っているからか辛くても美味しかった。

いつもは食べない付け合わせも、今日だったら何も言われないだろうと食べてみたら、
チリとパプリカのピクルスは、酸味と塩味が効いていて美味しかったし、
もう一つの付け合わせも、何かレーズンに似ているような砂糖漬けも口直しには合うことがわかった。

ランチ後、インドのスイーツ食べるかどうかになった。
さすがにインドのお菓子は甘いことをこの2ヶ月で知ったので、
どうしようかと思ったけれど、
「聞いたことがない名前」のようだったし、
「ミルクでできていて、シロップがかかっていてポピュラーなお菓子」
「ここのはおいしいはず」という同僚とウェイターの言葉から
何か勝手にアイスのような食べ物を想像して、食べることにした。
       
でも、出てきたのは、アイスではなく、

 ミニトマトを一回り大きくしたぐらいの大きさの
 丸い揚げドーナッツみたいなものが2つ
 シロップの中に浮いている。

・・・「グラブジャムン」
インドに来てから私が一番甘いと思っているスイーツ。
口の中が甘さを通り越してツーンとくるような頭痛がくるような感じの甘さ、
そして、油ぽさ、半分食べるのがやっと。最強に甘くて、ちょっと苦手なスイーツ。
ああ「これか、失敗した」と内心思った。

参考までに:Gulab Jamun Recipe by Manjula, Indian Vegetarian Cooking
https://youtu.be/UPFDtXSEVqA


けれど、やっぱりどこの国にも、
同じ料理で「おいしいもの」と「そうでないもの」があるように、
インドでも今日の「グラブジャムン」は、美味しかった。

程よくあたたかく、インドのスイーツにしては甘さもきつくなく(日本のどのスイーツと比べても甘いと思うけれど)、完食。
心から「美味しかった!」と言える味。
スパイスが効いていたのか、暑さでばててたのか、
カレーがやっぱりちょっと辛かったからなのか、
兎に角、以前食べたときの「きつい」感じが一切なかった。

だいたいインド人同僚との一緒の食事だと、
基本的に試したがりの自分が出てきてしまう。
それで失敗することもあるけれど、今日は食べてみてよかった!

きっと「おいしい」と感じるには、もちろん料理の出来と、
その日の自分のコンディションも関係あると思うけれど、
やっぱり一緒に食事をする環境も大いに関係する。
「おいしいから食べてみて」「試しに食べてごらんよ」と言われながら、
食べるご飯はおいしい。
それに、時に失敗するとき(本当に口に合わないとき)もあるけれど、
どっちに転んでも、楽しい食卓にはかわりないしね。

(今日は腹ペコで食べたので、メインの食べ物の写真がないのが残念)

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