インド 新年度開始だけれど、あまり実感もない。


  • 新年度が始まったけれど、全く「年度明け」を感じないままスタート。

インドに来てから、普通に「生きる」ことにやっぱりエネルギーを使っているのか、
日本での季節行事や、節目もこの3か月間すっかり忘れてしまっていた。
(例えば、ひなまつりとか、震災があった日)

年度明けもそう。この数年は、三月になると「年度が終わるー」と報告書を準備したり、パソコンの中のデータを整理してわさわさし、四月になると新しい担当さんの挨拶があったり、新年度に向けての発送の準備をしたりで四月は特有のバタバタがあった。

今年は、まだ自分のクライアントの状況もつかめきれていないせいもあって
気がついたら4月になちゃった。(それとこの暑さのせいかな全く今までと違う4月だと感じるのは)


今週末には人事異動があって
新しい上司が来るので、それで年度が変わることを体感できるかな。


  • 新しい人をむかるそわそわ感。


うちのインド人チーム(私も含めて)、新しい上司がどんな人が来るのかそわそわしている。
新しい担任の先生がどんな人かを気にする生徒のような感じ。お互いに新しい情報を入手すると、それを共有して、最終的には「どんな人が来るんだろうねー?こわい人じゃないといいよねぇ」とキャーきゃー言いながら仕事に戻っていく。

私たちは、新しい人が来ることに期待しつつ、その人がどういうチームマネジメントをするのか、仕事に対してどんなスタンスなのか、をニコニコしながら観察し、お互いに新情報を共有(今日だったら、背が高くて結構がっしりした体型をしているらしいよ、とかすんごい厳しい人らしいよとか)をしながらチームに受け入れていくんだろうな。

と、こんな話を帰りにしていたら、それは「私」をチームに迎える時も似たり寄ったりの状況で
これがインド人なんだよ。という話になった。(これは「インド人だから」じゃなくて「日本人」でも同じことだと思うんだけれど、)
「ああそうか、私が来る前、来た直後も、みんなこうして私を見ていたんだー」と気付き、
そうすると、今の自分はチームの中に居場所を見つけられたような気がして、少し嬉しい。


リスも結構そわそわしていたけれど、きっとうちのチーム、リスみたいだと思う。(これはインドのリスじゃないよ)



・お祝い事

うちのオフィスの習慣なのか、インドの習慣なのか、
お祝い事がある・あった当人はオフィスでお菓子を振る舞う。

今日は、先週2児の父となった同僚が1週間ぶりに出勤してお菓子を振まっていた。
生まれたかどうか知りたくてうずうずしていたし、ちゃんと「おめでとう」と言いたかったから
お菓子を振舞っている姿を見て安心したし、嬉しかったー。

うまくこの「おめでと感」が伝わる英語で話せたのかわからないけれど、
ランチの時には、生まれた赤ちゃんの写真(平和そうな穏やかな顔した赤ちゃん。)を見せてもらえたから
伝わったのかな。

ちなみにインドって同じ名前の人が多くいる気がしていたので、
どうやって名前をつけるのか聞いてみた。
(例、ミャンマーだったら生まれた曜日が名前になると聞いたことがあるし、
インド人の名前って似ている名前が多いんだよね)

そしたら、「テレビで有名な人の名前を見て決める」っていうんだよ。(これは冗談がかなり入っている気がするよ。)でなければ、地域ごとのコミュニティ(宗教的なものなのかな)の偉い人が名前の候補をくれて
それを家族会議で決める、という方法もあると。(これ聞いてちょっと安心した)

生まれるまで男か女も調べないし、名前は生まれてから考え始めるから
同僚の赤ちゃんも1週間経っても絶賛検討中だそうだ。(今は家族会議中)
名前が決まるまでは、son of mother、母〇〇の息子、と呼んで、
だいたい15日間ぐらいの間に決めて役所に届けるんだって。
どんな名前がついたのか、また今度聞いてみよー。

コメント

人気の投稿