年齢。

「今まで日本ではこう考えてきた」
ということと
「インド(もしくは日本以外)ではどうなんだろう?」
の間で感じることは多々ある。

年齢

日本だと「年齢」から様々なことを考えられてしまう。
この年齢では、こういう経験をしているはず。(私もそう考えちゃうときある)
女性なら、結婚・出産等々。

インドはどうなのだろう。
やっぱり、その年齢だったらこれができないと・・とみたいなのはあるのかな。
年齢によって態度が変わるとかあるのかな。

私はインドに来てから、特にオフィスでは
戯れるときは戯れるし、彼らのいうことで面白いことは笑うし、
真剣に聞くときはしつこく聞くし、
「kiki-san no~problem!」と言われても、
「えー〜、でも、私はこう思うんだけれど」と
相手の意見を聞きつつも、知恵を拝借しつつも、私はこう思うんだけれど
ってやってきた。

本当は、同僚に対して「こういう風に接しないといけない」とか
「インド人だから、こういう点に気をつけないといけない」というのも
あるのは知っているけれど、それより先に心と体が動いてしまって、
自分の感情に素直に、人として正面から向き合っている状態。

だから、のびのびと彼らとは過ごせているのだと思うし、
徐々に距離を狭めてこれたと思うのだけれど、
「年齢」っていうファクターどのくらい関係あるのかしらん。


日本で働いていたとき、特に非営利活動に携わっていたとき、
年齢をサバ読んで答えるようにしていた。

女性ばかりの職場で、メールでのやりとりが多いとは言え、
実際の年齢がわかってしまうと
「何でこんな自分より年下の子にこんなこと言われないといけないんだろう」と
思われてしまうこともあるかもしれない。
ときに、厳しいことを言う必要もあったから、
特に具体的な年齢は言わないように、知られてしまったらまあそれはそれで、
というスタンスでやっていた。

組織外の人に会うときは、(無理があったかもしれないけれど)
実年齢以上に見られるように、髪型や服装、態度に注意をしていた。
非営利と聞くだけで、ちょっと下に見る人はいるし、
特に私の上司は、優しいおじいちゃま風、もう一人は上品なお母様風、に見られ
そこに丸顔ぽちゃの私が入ったら、「女、子供、年寄り」が
やっている組織なのねと見られてしまう。(笑話じゃなくて、本当にそう思われちゃうときもあったし)

実際の私たちは、へなちょこでもなく、骨太で根性とやる気に溢れた組織で、
非常にエネルギッシュな環境だったけれど、そんなの外からはわからない。

言っていることとやっていることの整合性が取れないと、人間はしっくり納得がいかない
生き物。だから、私は、自分が子供ぽく見られるのは本当に避けたいこと。

ここインドではどうなんだろうか。
インド人はあんまり年齢とか気にしないのかな。
私は何歳ですっていちいち公開しているわけでもないだろうし、
気にしないのかな。それならそれでいいのだけれど。

私の年齢は彼らの推定年齢よりは、確実に上だけれど、
そんなの関係なく接してくれたらいいんだけれどな。





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