引越し先 0121



急に引越し先が決まり、
思い切って引越してしまった。

いつもだったらもう少し考えるのに、
なんでだろう、今回は即決してしまった。

家ももちろん素敵だったけれど、
インドでの知り合いがいない私は
大家さんの人柄や今までの人生に惹かれてしまったと思う。
(ジブリに出てきそうな不思議な不思議なおば(あ)ちゃま)

昨日と今日とお昼ご飯をご馳走になっているけれど、
パンのお代わりを断ると
「one more a slice」というし
おかずを少ししか取らないと
「more!」と言って
まるで本当のおばあちゃん.

一緒にお孫さんもお昼ご飯を食べたんだけれど、
『「いつもおばあちゃんもお母さんも、もっと食べなさい、もっと取りなさい」
っていうんだから!』って言って笑っていた。

でも二人でおしゃべりしている時は、
人生に対して深い意味があるように感じることを言う
不思議な不思議な人。

家族にも仕事にもパートナーにも恵まれて、私は幸せと言っていて
「満ちている」感が溢れている人。
落ち着いていて、達観しているし、温かい眼差しを持っている。

しばらくは、ここで頑張ってみよう。


家の方は、大家さんによると、娘さん家族が住んでいた家だったけれど、
ほぼ誰も使わなくなって時間が経っているという家。

だからか、実際に暮らすとなって、
台所に立つと、(しばらく使っていなかった)
おばあちゃん家にいるような気分になった。

こもっていた家の匂いとか、
ちょっと寒々しいとか、
どこに何があるかわからなくて、
いっぱい物はあるのにちょっと煤けている感じ。
ものはあるけれど、他人のもので落ち着かない感じ。

人は毎日出入りしていたようだけれど、
「暮らし」というものはなかったみたいだからこそ
そう思うのかな。

明日、ガーデンニングの人が来て
私が住む家の方も緑をたしたり、手入れをしてくれると言っていたので
徐々に「家」にしていけるようにしよう。

いきなり物は増やせないから、
とにかく匂いを変えて
お花かグリーンを置いてみようかな。

ちょっとずつ頑張ろう。

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